病は気から
ヨガのクラスで、素晴らしい経験をされている方がいた。お歳は60代前半らしいのだが、ぴったりとしたウェアが映えるスレンダーなお体をして、ポニーテイルも若々しく素敵な方だった。そんな颯爽とした方なのに、なんと幼少の頃から肺結核などずっと病がちで、40代には癌も発病されているらしい。その時には「特別な延命はしない」と死を受け入れ、薬は使いながらひとりご自分に向き合って1年治療生活を送られるうちに、なんと奇跡的に回復してしまったという事だ。
私は家族を癌で失っているので、なんともうらやましく思ったのだが、彼女の全託の姿勢こそ奇跡の元なのだろうと感じた。私であれば、死を恐れ、悪あがきをしてしまい、違う闘い方になってしまいそうだ。
今、その方は残りの人生を、生きているのではなくて「生かされている」と実感されていると語っていた。NYのお友達に呼ばれ、そのまま渡米してヨガスタジオやアシュラムをまわれた事もあるそうで、与えられた命を謳歌してるように感じた。
私も過去を振り返る事なく(反省は必要かなと思うが)、未来に幸せに依存するでもなく(夢は持つけど)、毎日、毎瞬、今を大切に生きて行きたいなと改めて心に刻んだ。
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